塾に通う中学生は注意!月100時間の残業相当になるって知ってた?

テストの成績が悪かった!

「しっかり勉強しなさい!」

でも今の小中学生、特に中学生はとーーーーーっても忙しいんです

 

部活動を終えて、塾に行って、電車などに揺られて帰ってくる。

そうなるとご飯食べてお風呂入って宿題してたらもう寝る時間・・・・。

そんな忙しすぎる中学生の一日を考えたことはありますか?

今回は一般的な中学生のスケジュールと塾に通っている中学生のスケジュールを紹介し、中学生の保護者の皆さんに中学生の実態を理解してもらおうと思います。

 

一般的な中学生のスケジュール

一般的な中学生の1日の時間割りを見て行きましょう。

 

6:30 起床
7:00 朝ごはん
7:30 学校へ登校
16:30 学校終了
17:00 部活動
18:30 部活終了
19:00 帰宅
19:10 晩ごはん
19:30 宿題
20:30 宿題終了
20:30~22:00 休憩時間、娯楽時間、お風呂
22:00 就寝

 

これが塾に通っておらず、部活動をしっかりとやってる中学生のスケジュールです。

学校の始業が8時すぎ、終わりが16時過ぎが多いため、昼休みの休憩を除き7時間ほど勉強していることになります。

まさに大人の仕事と同じですね。

それから間髪入れずに部活動で1時間~2時間程度。

大人で言うと残業です。

自宅に帰ると宿題。大人で言うとサービス残業って所でしょうか。

休憩時間は1時間程度。

22時に寝れたらかなり節制ができている方ですね。

成長期にはゴールデンタイムに睡眠が取れているのが理想です。22時~2時の4時間が出来る限り被るように眠りに付かせてあげたいものです・・・。

次は塾に行った場合のスケジュールを見て行きましょう。

スポンサードリンク

塾に行った場合のスケジュール

塾に行った場合はどうなるのでしょうか?

一般的な中学生のスケジュール、19:10の晩ごはん後からのスケジュールが次のようになります。

 

19:10 晩ごはん
19:30 塾に向かう
20:00 塾での授業
21:00 塾から家に向かう
21:30 家に到着
21:30 学校の宿題
22:30 お風呂
23:00 塾での課題
24:00 就寝

 

こんな感じでしょうか。

有名塾に通わそうとしても近所に都合よくあることはごく稀です。

隣町だったり、2~3駅離れたところにある場合もあります。

 

塾はどうしても行き帰りの時間などを含めると2時間から3時間かかってしまいます。(コマ数にもよりますが)

授業時間そのものよりも、移動や塾に向かう準備、授業開始までの待ち時間などが時間を圧迫してしまいます。

 

毎日通うと月100時間の残業相当

子供にとっては勉強が仕事です。

部活動だって学校教育のひとつですから、多くの中学校の場合なんらかの部活に所属していることがほとんどです。

本当に好きで好きでたまらないというよりも、仕方なく選択しただけと言う人も多いのではないでしょうか。

 

社会人の多くは7時間から8時間が基本の労働時間で、それ以降は残業となります。

しかし、その仕事を「あなたのためだから給料なしで」と言われて、それでも前向きに頑張れる人はどれだけいるのでしょうか。

ほぼいないと思います。

特に成果が上がっていないお子さんはそういう状態にあると思ってください。

 

正直私からすると、現在の小中学生の置かれている環境はあまりにも苛酷

塾に通い始めると、部活と塾で約3時間、宿題や塾の課題などを合わせると5時間程度学校とは別に時間を割いている状態です。

平日が週に5日で、ひと月20日、1日あたり5時間の残業は月で100時間

大人であれば過労死ラインを超えています。

 

さらに、親からは勉強しなさいと言われ、部活動ではうまく成果を出せず・・・・。

なんだかこっちが泣きそうになって来ました。

だからこそ、大人が仕事で残業ばかりの時と同じように、お子さんにもケアが必要なんですよ!

 

大切なのは現状把握と家庭での味方の存在!

いいですか。

子供が音を上げたり、文句を言うのは当たり前です。

少し表現はオーバーかもしれませんが、なにせ過労死ラインの月90時間残業を超えている生活を送る子供たち。

やれと言われてただやっているだけでも私は偉いと思います

 

まず、認めてあげることが重要です。

毎日5時間残業することを考えてもみてください。

しかも、子供にとっては毎回新たなことや、テストを課されているわけです。

かなり過酷な状況です。

大人の方がよっぽど楽です。

そういう気持ちで接してあげてください。

それだけでもお子さんの日々の「嫌だな」という想いが和らぎます。

 

学校でうまくいかず、塾でもうまくいかず、部活でもうまくいかず、家に帰ったら怒られる。

そりゃ勉強も頭に入ってきません。

まず、家庭で日々のストレスを緩和してあげること

その上でしっかりと彼らを尊重し、認めてあげること

塾で成果が上がらず、あまりにスケジュールが詰まっている時は少し休ませてあげることも検討しましょう。

 

良好な人間関係が家庭で作られることで、必ず成績も上向きになります。

是非中学生の大変さを少しでも理解して、心配の気持ちがかえって子供にとっての負担にならないようにしていきましょう。

 

スカイプ授業のすすめ

現在こだま進学塾でも、スカイプによる授業を行っています

家にパソコンとWEBカメラとイヤホンマイクセットがあればスカイプでの授業が可能です。

家で授業を行う場合、塾への通塾時間が少しでも解消されます。

近くに塾がある人ならまだしも、保護者の方の送り迎え、帰りが遅くなる心配も解消できます。

 

通常のスカイプ授業での講師も、塾での講師も、大体が大学生のアルバイト

ちなみにCMバンバンやっているような塾で家庭教師と、塾講師をやりましたが、指導のテクニックなどの研修はほぼありませんでした。

つまり、大学生アルバイトの多くは、自己流で教えています。

そして大学生アルバイトの多くは大学生なのでキャリアは最長4年です。

現在私は高校時代から数えて丸10年のキャリアとなり、これまで100人を超える生徒をマンツーマンで教えてきました

私ひとりでは教えられる人数に限界がありますが、現在スカイプによる授業依頼を受け付けています。

対象は中学2~3年生です。

 

指導方針はこちらの記事で詳しく解説しています。

⇒受験生必見!テストで点を取るための5つの心得!

勉強効率をあげ、いかに短い時間で、「やり方」を学び、成果をあげていくという勉強スタイルです。

是非興味のある方は記事を読んでみてくださいね。

記事を読んだ上で、私の行うスカイプ授業に興味のある方は、お問い合わせにてご連絡ください!⇒お問い合わせ

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

平成元年生まれ。現在高知県の田舎にあるこだま進学塾を運営中。塾長として地域の子供たちに勉強を教えている。趣味はギター(弾き語り)、バドミントン、漫画、ゲーム。こだま学び舎プロジェクト(KMP)の管理人。