【緊急!】防寒対策!二重窓DIY計画!~完成編~

みなさんお待たせしました!

こんにちは!

高知県梼原町にあるこだま進学塾が運営する「こだま学び舎プロジェクト(KMP)」の管理人Poeru(ぽえる)です!

前回、「【緊急】防寒対策!二重窓DIY計画!~計画編~」として記事を書きました。

こだま進学塾は道路に面しており、もともと時計屋だったことからアルミサッシの全面ガラス張り。

基本的に長時間そのガラス面近くで居座り続けるということが想定されていませんでした。

昼間は日が当たり暖かいのですが、夜はとにかく寒い!

今年の冬は一段と寒いため、生徒が寒くないように全力で対策することにしたのです。

12月11日~12月21日までの約10日間をかけ完成した二重窓DIY計画の完成版を今日はお見せします!

二重窓DIY計画の全容

そもそも今回の二重窓DIY計画ですが、アルミサッシを丸ごと交換するとなると100万単位で資金が必要になるだけでなく、建て替えた方が早いんじゃない?と地元の業者に言われてしまっている状況であることから始まっています。

こだま進学塾がある梼原(ゆすはら)は冬になると気温が氷点下になるのは当たりまえ。

高知県の中でも1位2位を争う寒い地域なのです。

今年の冬は12月に入って最低気温が氷点下になる日が連発。

ちなみにこの作業をしていた約10日間も、ほぼずっと朝晩は氷点下でした。

最低気温で-5℃になる日も。

 

元々はこんな感じでした。↓

いかにも寒そうですよね。

写真の脚立をおいてあるあたりに本来は生徒がひとり座ることになります。

ここがホワイトボードを見るには一番いい特等席なのですが・・・・一番寒い・・

エアコンもついているのですが、かなり放熱されてしまい効果が薄かったので、ずっと石油ストーブで温めていました。

これではいけないと思い、アルミサッシの外側を全て2重サッシにし、大きい引き戸のガラス面をフィルムで二重サッシ化し、さらに完全にガラスを覆い隠すサイズのカーテンを購入するという計画を立てました!

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資材集めと計画変更

詳しい計画については【緊急!】防寒対策!二重窓DIY計画!~計画編~を見てみてください。

さっそく計画通りホームセンターに足を運び資材を購入することにしました。

しかし、ついて早々溝を掘るという加工はやっていないことが判明

では溝が掘れるルーターという機械を購入しようかと考えたのですが、6mm幅以上でないと掘れない事が判明。

 

急遽予定を変更し、20mm程の厚みの角材を使い同じサイズの木枠をふたつ作り、そのサイズに切った断熱材をサンドイッチするという仕様に変更しました。

ちなみに、ハーモニカーボという素材は扱ってなく、中が段ボールのように中空状になっている厚さ3mmのプラスティック段ボール(プラダン)を断熱材として使用することにしました。

プラダンは幅910mm×高さ1820mmで1980円でした。

これを計3枚購入しています。全部で約6000円です。

角材は厚さ20mm、幅90mm、長さ1820mmの板を幅30mmずつカットしてもらっています。

板は一枚240円のSPF材で10本、1本を3等分にしてもらうカットを全部で600円でやってくれたので、木材としては3000円くらいで済みました。

ついでに買った玄関マットや、釘などを購入し、約12000円くらいだったと思います。

 

家具屋でカーテンも購入。

写真は3m用のカーテンレールの箱です。笑

カーテンレールと、3m分のレースのカーテン、2m分の黄緑色の断熱仕様のカーテンを買い、全部で15000円くらいでした。

車はアトレーワゴンなのですが、角材やプラダンが思ったより長く、助手席を倒さないといけないくらいギリギリでなんとか載せることができ、やっとの思いで持ち帰りました。

さて、早速次は大工仕事です。

 

カーテンの取り付け

まず取りかかったのはカーテンの取り付けです。

元々は大きなガラスの引き戸2枚分、約2m程度の長さのカーテンレールしかなかったので、引き戸全体にカーテンがかけられるように、3mのカーテンレールを取り付けることにしました。

こんな感じで片方をとりあえず固定して・・・。

アルミサッシに穴を開け、奥の木材にネジをさしていきます。インパクトドライバーがあってよかった・・・。

3mは1人で取り付けるには長い 笑

作業着を着て作業していたので、通行人からはどっかの業者が作業しているようにしか見えなかったと思います

私と目が合った人は「ああ君か」みたいな顔で私を見ていました 苦笑

 

そうしてカーテンレールを取り付け、レースのカーテンと黄緑色の断熱カーテンを設置しました!

こんな感じです。

外からの視線を完全に遮断してしまうのは色々問題があるので、入り口部分はレースのカーテンのみにしています。

以前は床から30センチほどガラス部分が見えていましたが、新しいカーテンはほぼ隙間が無い状態の長さとなっています。

ガラス戸から伝わる冷気が足元にいかないように、しっかりと長いカーテンを購入しました。

次は二重窓部分です。

二重窓作り

さて二重窓づくりの開始です。

まず窓枠に綺麗に収まるように木材を切り出すことからです。

というかこれがほぼ全てです。

そしてこれのこぎりでやるとかなり大変です。

まず真っ直ぐ切るのが難しい。

そしてうまくはまらなかった時の微調整が難しい。

1mmの大切さを痛感しました。

生徒に言いたい。

ちょっとの計算ミスは、大人の社会ではえらいことになりますから!!!!

今回計算ミスが全くなかったので、日ごろ口酸っぱく生徒に言っている効果が自分に出ていて成長を感じました 笑

あまりスカスカに作ってしまうと断熱効果が薄くなってしまうので、出来る限りぴったり収まるようにひたすら木を切りました。

切った木材をこのように枠としてタッカーで仮止め。

この木枠は道路側にはめるため、塗装はしていません。

道路側からはアルミ枠に隠れてこの木枠は見えないし、あとでブラウンに塗ったもうひとつの木枠をプラダンの上からはめるので見た目は適当です。

とりあえずこんな感じです。

中央部分がずれているように見えますが、ガラス面に反射で映った木枠がアルミ枠のように見えてるだけです。

思ったよりちゃんとはまりました。

そしてカッターとハサミを使ってこの枠のサイズにぴったりはまるように切り出したプラダンをはめるとこんな感じです。

プラダンはいろんな色があり、これは透明タイプです。

そのため、すりガラスのような感じで、透明度はかなり高い感じです。

これなら外の光を遮らずに済みます。

そしてこの上から塗装した木枠をはめていきます。

外壁に使用しているペンキでムラが無いように4度塗りくらいしました。

乾かしては塗り、乾かしては塗り・・・。

丁寧に塗りました。

なにせ内装部分ですからね。

ロングポッキーみたいです。チョコ多め。

そして木枠を組み・・・。

はめ込む!!

こんな感じで、ブラウンに塗った木枠を、ネジでもうひとつの木枠とプラダンに固定しています。

これで当初計画していた二重窓DIYとカーテンの設置はひとまず完了です!

ですが、気になることが・・・。

店舗従来の木材部分の色塗り

アルミサッシは木の枠組みに取り付けられており、ブラウンに塗った木枠の外側部分が従来の木の色になっており、なんか一体感がありません。

ここまで来たらちゃんとこだわりたい!

そう思い、塗装することにしました。

こんな感じでマスキング。

そして丁寧に塗り・・・・。

なんとか完成!!

こんな感じで、アルミとブラウンの木枠だけが見えているような感じになりました。

 

Before

 

Afeter

いかがでしょうか。

総工事期間1週間。

もろもろかかった材料費全部で約30000円。

人生で一番の大きな大工仕事となりました。

断熱効果はいかに??

まず暖房がちゃんと効きます 笑

18~20度くらいの設定にしておけば、暖かい状態が保てます。

二重窓のプラダン部分を触っても、ガラス面と比べると断然表面温度に差があり、結露も見当たりません

また、カーテンをひいている部分の一番大きなガラス面も、二重窓が作れるフィルムを貼ったのですが、こちらの効果も高く、結露ができなくなりました。

ドライヤーで丁寧にやればかなりシワがきれいに取れます。

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外に出ると驚くほど寒かったりするので、二重窓DIY全体の体感温度の上昇値としては3~5℃くらい。熱が逃げなくなった感じです。

これまで放熱し放題だったせいか、換気が十分に行われていたようで(勝手に)、乾燥を感じることが少なかったのですが、二重窓にしてから暖房を使うと乾燥が気になるように。

そのため加湿器は必要で、ちゃんとかけています。(今年もちゃんと加湿器の清掃しました!)

塾で使用しているのはパナソニックの加湿器。

気化式なので衛生面は優秀なんですが、冷たい風が出てくるのがややマイナスポイント。

ただ、費用対効果を考えれば、とても優秀で気に入っています。

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というわけで、こだま進学塾の緊急寒さ対策、二重窓DIY計画はめでたしめでたし!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

平成元年生まれ。現在高知県の田舎にあるこだま進学塾を運営中。塾長として地域の子供たちに勉強を教えている。趣味はギター(弾き語り)、バドミントン、漫画、ゲーム。こだま学び舎プロジェクト(KMP)の管理人。