幼児教育は必要?ひらがなはいつから学ぶべき?

みなさんこんにちは!

こだま学び舎プロジェクト(KMP)を運営しているこだま進学塾塾長ぽえるです。

テスト期間、自身のスキルアップ、新たな取り組み、教材準備などでてんてこ舞いの毎日であります。

 

本日のテーマは「いつひらがなを始めるか」です。

保育園の場合目的は保育であり、ひらがなの習得は必須要項ではありません。

学校の先生の中には中途半端に学習している子の方が扱いづらいなどの声もあり、保護者としてはどのタイミングで勉強を始めるべきなのか、またどのようにやっていけばいいのか悩まれている方が多いのではないでしょうか。

今回はひらがなを学ぶタイミング、いつ学ぶべきかという点と、ひらがなの教え方、幼児教育の必要性などについて書いていきます。

スポンサードリンク

ひらがなはいつ学ぶべき?

私の見解ではひらがなを始めるタイミングは3~4歳がベストであると思います。

つまり小学生1年のタイミングまでひらがなの勉強はしなくていいというのは、実態とかけ離れているということになります。

 

小学校1年では確かにひらがなを教えていきます。

しかし、入ってすぐに連絡帳に次の日の時間割を写したり、その日の出来事を日記に書いたりする課題が与えられることがほとんどです。

つまり、学校では学習要綱にしたがって、定められたやり方でひらがなを教えますが、ひらがな全てを覚えて日記が書けるようになるまで待ってなどくれないということです。

厚生労働省の「乳幼児身体発育調査」によると、

赤ちゃんが意味のある単語を自分の意思で話すことができるようになる目安は以下の通りとなっているようです。

生後07-08か月未満:2.2%
生後08-09か月未満:6.5%
生後09-10か月未満:9.0%
生後10-11か月未満:21.3%
生後11-12か月未満:40.9%
生後12-13か月未満:57.6%
生後13-14か月未満:69.9%
生後14-15か月未満:79.1%
生後15-16か月未満:86.1%
生後16-17か月未満:88.8%
生後17-18か月未満:89.1%
生後18-19か月未満:94.7%

生まれた時から喋りかけをしてあげることで、1歳前後には多くの赤ちゃんが何かしらの言葉を話すことが出来るようになります。

2歳以降になってくると、記憶している単語の量も多くなり、50語以上になってくると文章として会話が出来るようになって来るようです。

もちろん個人差があるので一概には言えませんが、3歳から4歳くらいにはもう話す言葉としては多くの言葉を認識し、会話が充分に成り立ってきます。

つまり、3歳から4歳は充分にひらがな、文字を書く練習ができる能力を持っているといえるので、この辺りから教えていくことが出来れば、全く無理なくひらがな、カタカナ、簡単な漢字くらいまでであれば小学校に上がる前に習得できると考えられます。

幼稚園などは3歳以上で少しずつ学習していくわけですから理にかなっていますよね。

 

ひらがなの教え方・練習の仕方

では具体的にどのように練習していけばいいのでしょうか。

読みと書きのそれぞれの教え方・練習の仕方を説明していきます。

<読み>

まずは字と自分が発音している言葉とを結びつける必要があります。

例えばひらがなカードなどで遊びながら文字の形を覚えてもらうのが最初は効果的です。

アンパンマンとはじめよう!あいうえおカード ([レジャー])

新品価格
¥1,080から
(2018/6/15 11:33時点)

アンパンマンなど、キャラクターもののひらがなカードはこどもの興味も引きつけられるのでより効果的です。

ひらがなカードは印刷しても作れますし、画用紙などを適当に切ってお子さんと一緒に絵などを描きながら作ってもOKです。

 

文字と言葉が一致してきたら、今度は絵本などを拾い読みしていきます

拾い読みは知ってる文字を追いかけていくだけなので、この段階では文章としての認識は出来なくても構いません。

絵があって、文字数が少ないものがおすすめです。

 

私が尊敬しているヨコミネ式で有名な横峯氏いわく、本当に文字が少ない絵本とは、「り」だけで構成されている五味太郎のり・り・り・り・りのような本だと話しています。

り・り・り・り・り

新品価格
¥1,080から
(2018/6/15 11:43時点)

やはりポイントは自分ができる!分かる!となっていくこと

少しずつ能力に応じて難しくしていくのがポイントで、折れてしまわないように、飽きてしまわないようにするのがポイントです。

 

3歳になったら、もう読み聞かせは止めましょう。

ぐずったり、じっとしてれば本は読んでくれるものと思い込んでしまいます。

そのため、本は自分で読んでいくものという意識を持ってもらうため、はじめは一緒に読んだり、音読などを側で聞いてあげると良いと思います。

本を読み終わると、読んだ本のタイトルをノートに記録していき、読書ノートを作ってあげたりするのもおすすめです。

自分で黙読できるようになってくると、本のレベルが適切な場合自分でどんどん読んでいき、本の楽しさに気づいていってくれると思います。

<書き>

こちらもヨコミネ式のノウハウを生かして勉強していくのがおすすめです。

「ヨコミネ式」天才づくりの教科書 いますぐ家庭で使える「読み・書き・計算」の教材

新品価格
¥1,296から
(2018/6/15 13:45時点)

書きに関しては、ヨコミネ式95音というのがあり、漢数字の「一」や「十」、他にも直線の多いカタカナなどを最初に練習していきます。

想像以上に子どもにとっては正確に書くというのは難しく、小学校2年生や3年生であっても、「道」などの部首である「しんにょう」などは上手くかけませんよね。

お手本と同じように書くということの最初のスタートは、複雑な形をしたひらがなの「あ」ではなく、線であるべきなのです。

最初は、お絵かきの延長線上でかまいません。

上手くなぞるというだけでもかなり練習になりますし、子どもにとっては体力を消費します。

まずは線がキレイに書けるようになることが大切なんですね。

 

子どもはちょっと難しいことをやりたがる。

これを応用してうまく出来るが繋がっていくような順番に文字が並んでいます。

一覧表を作ったので、リンクを貼っておきますね。

ヨコミネ式95音表No.1~No.49まで

ヨコミネ式95音表No.50~No.95まで

練習用のプリントを用意しました!

ヨコミネ式95音練習プリント

読みは「あ」から始めてもいいですが、書きは子どものできるところからやってあげるといいんですね。

ご自宅にプリンターがある方は是非印刷してお使いください。

一覧表や少量の練習表はあるのですが、繰り返し使用できるプリントがなかったので自作しました。

尚、可愛い表紙と、可愛いひよこのイラストを中にあしらった自作の書き練習ノートも好評販売中です。

プリンターがない方は、手間と印刷代とを考えるとこちらを買った方がおそらくお得です。

可愛い練習帳だとお子さんのやる気アップも図れます。

お買い求めの方はこちらから(画像をクリックすると販売ページに飛びます)

⇒書き練習帳①・②単品

⇒書き練習帳①・②セット

 

次の段階としては書写があります。

お友達の名前を入れてあげた20字くらいの文章のお手本を書いてあげて、書写をしていくのがおすすめです。

また、少し書写が上達してくれば、新聞記事の中から適当なものを選び、漢字も含め写していくのがおすすめです。

慣れてくれば15分くらいで出来てくると思います。

 

幼児教育の必要性

こだま進学塾は当初小学校高学年から中学生付近を対象に指導をしてきました。

しかし、学習習慣が付いていない生徒の場合、週に数回の授業ではフォロー仕切れなかったり、分からないところが膨大で中々成果を出すのに時間がかかってしまうケースが多く見受けられました。

保護者の方の話や躓いているところの基礎部分を振り返って言っているうちに、小学校1年生の段階で躓いている可能性に気づきました

その瞬間私は「このままではやばい」と全身で危機感を感じました。

 

最低限年長までにはひらがなを読む、書くが一通り出来ていないと相当出遅れてしまいます。

出遅れのなにがまずいかというと、勉強をするということがつまらなくなるのです。

小学1年生でつぎつぎと習うひらがなを一生懸命覚えている最中に、連絡帳への記入が入学早々出されるというなんとも難しい状態に陥るのです。

当然誤字脱字が多くなるわけですから、保護者の人はそれを確認していく中で、本当に書いている情報が正しいのかいつも確認しなくてはならなくなります。

保護者の方も時間を取られるだけでなく、失敗やミスを咎められたり、忘れ物をして恥ずかしい思いをしたりして、親子関係もギクシャクしてきます。

咎められるだけでなく授業もついていけないと面白くありません。

そうするとどんどん勉強を嫌いになってしまいます。

 

スタートダッシュに躓くことで一番まずいことは、そう、「勉強が嫌いになる」可能性があるということです。

子どもは個人差はありますが、我慢強くありません。

出来れば楽しいほうがいいわけです。

学校で毎日居残りをしないといけない、毎日駄目出しをされてしまう。

それが学習意欲を奪う結果となり、今後10数年続く学生生活、強いては社会人になってからの学習にまで影響を及ぼしかねません。

 

学校の仕組みや、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校の教育機関の連携不足は私達の力だけではどうしようも出来ません。

せめて、私の指導方針や教育に対しての思いに共鳴してくれる保護者の方とだけでも協力して幼児教育が出来ればと願ってやみません。

ひとりでも多くの子どもが、自分の能力の可能性を引き出し、勉強の楽しさ、学ぶことの素晴らしさを感じ、自分の力で色んなものを吸収していける人間になってもらえるよう、私も勉強をし続けたいと思います。

 

ヨコミネ式をベースに導入し、これまでの指導経験、小学校・中学校での学力向上、自立した大人になってもらうためのノウハウなども組み合わせた幼児教育の提供に取り組んでいます。

幼児教育に悩まれている方は、是非一度お問い合わせして頂けると幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

平成元年生まれ。現在高知県の田舎にあるこだま進学塾を運営中。塾長として地域の子供たちに勉強を教えている。趣味はギター(弾き語り)、バドミントン、漫画、ゲーム。こだま学び舎プロジェクト(KMP)の管理人。