KMP管理人のPoeruです。
ドラゴン桜は、「エンゼルバンク」や「インベスターZ」などの作品で知られる、三田紀房さんの作品です。
このドラゴン桜は、龍山高校という、生徒達は荒れ、経営が困難になった学校を舞台にした物語です。
弁護士の桜木が、龍山高校から東大合格を出すと豪語し、特別講師陣達と共に落ちこぼれの生徒と東大合格を目指すというはなしです。
今回はそのドラゴン桜の名言をまとめてみることにしました!
今後、この名言について深く掘り下げた記事も書いていこうと思っています!
目次
夢を実現する名言まとめ!
ドラゴン桜は、高校生が東大に行くための努力を描いた物語です。
しかし、勉強だけでなく、物事全般に対する捉え方や考え方、社会人が夢を実現するために必要なノウハウや考え方も多く盛り込まれています。
この考え方や工夫が完全に自分のものに出来れば、夢は実現するのだろうなと思わせてくれます。
さて早速紹介して行こうと思います。
今の東大は非常に入りやすくなっている!
物語の核とも言える部分です。
弁護士であり、龍山高校の特進クラスの担任となった桜木。
東大という名前に踊らされること無く、情報を調べあげ、傾向や対策を立て、入りやすいという事実を掴んでいる。
夢を夢で終わらせないために、大切なのは真実を見抜くこと。
夢というあやふやなもので終わらせるのではなく、現実的に見定めて、そこに道筋をしっかりと意識して戦略を立てることの重要性を教えてくれています。
ここでは理論的に東大理科一類を狙うことを宣言しています。
社会のルールは頭の良いやつに都合よく作られている
学生達に向けた最初の挨拶での発言。
勉強をする意味を、東大を目指す意味を説いている。
頭を使わずに面倒臭がっていると、給与、年金、税金、保険、携帯代など、損をすることが多い。
頭のいいやつらがわざと分かりにくくして、頭を使わない人達から多くお金を取る仕組みになっていることが多い。
だから、損をしたり騙されたりしないように、勉強をしろと説いている。
自分でルールを作る側に回れ
ルールを破ることは簡単だ。
でもルールを破ることで生じるペナルティや、損失は全て自分で負わなくていけない。
ルールが気に食わない、環境が気に食わないと文句ばかり言う。
それでは何も解決しない。
自分が納得がいく環境にいるために必要なことは、ルールを作る側に回る必要がある。
そのために勉強しろと説いている。
歯を磨くように勉強しろ
これは勉強の習慣が身についていない学生に向けて話した言葉。
これは要するに「習慣化」の重要性を説いている。
一番楽なのは意識しないレベルに習慣化してしまうこと。
大体多くの人はここに行く前に挫折してしまう。
実感としては1ヶ月続けられるようになると、習慣化できる確率が上がる。
成功の秘訣は全て「継続」にかかっている。
その継続が実現できなければ、どんな物事も成功はしない。
大成した人は宝くじにあたるように突然成功したわけではない。
その裏に気の遠くなるような継続があることを常に胸に刻んでおきたい。
満点でなくてはいかん
特進クラスの数学担当の特別講師、柳の言葉。
簡単な算数の問題を集めた100問プリントを短い時間で解く練習で、ミスをした生徒に向けた言葉。
「ちょっとくらいいいじゃないか」、「ほぼできてるからいいじゃないか」そう話す生徒に柳は怒る。
その真意は「妥協」を許す気持ちに問題があるということ。
99点で満足するやつは98点でも満足し、そこからずるずると逃げてしまう。
妥協する自分を甘やかし、楽なほうへ自分を逃がしてしまう。
自分の至らなさではなく、状況や環境、誰かを言い訳にして、自分を成長させようとしない。
それではいつまでも状況は改善せず成長しない。
自分を甘やかすな!そういう喝である。
”カタ”が無くてお前に何ができる
これは社会人にこそ必要な言葉である。
私もこの言葉はグサっときた。
上手くできない生徒が苛立ち、俺らは機械じゃない、カタにはめるみたいに押し付けるなとの発言に対して桜木が話した言葉。
「カタが無くてお前に何ができるっていうんだ」
素のままの自分からオリジナルが生み出せると思ったら大間違いだ。
想像するって事はまず真似ることから始まるんだ
引用:ドラゴン桜2巻
自己流ほど成功から遠ざかるものはない。
これは痛いほど私も痛感している。
でも、基礎は中々退屈だし、身に着けるまでに時間がかかる。
だからすぐに応用や、自分の考えでアレンジを加えてしまう。
これではたまたまできたとしても、最終的に上は目指せないのだ。
例えばバドミントンの場合、最も必要なのはフットワークと筋力だろう。
どんなにテクニックを磨いても、根本的なフットワークができていなかったり、筋力が無ければ何もできない。
大人になるとスタート地点を自分で選べてしまうからこそ、中々地道な基礎から始めるのが難しい部分もあるから注意が必要だ。
成功は”カタ”ありきで、基礎という土台の上に積みあがるのだ。
ドラゴン桜の名言の本質
ここまでの名言は全て2巻までの内容です。
ドラゴン桜にはまだまだ魅力的で、はっと思わせてくれるような名言がたくさんある。
本質はこの2巻までに凝縮されている気がします。
・継続は力なり
・基礎が大切
・冷静な分析
・甘えず挑戦する
夢を冷静に分析し、基礎をしっかり固めて、挑戦し続けること。
これが夢の実現方法です。
ありきたりに聞こえますよね。
でも、当たり前のことが当たり前に出来ない人に、すごいことなんて出来るわけが無い。
子供に指導していくたびに私は自分を戒めています。
本当に私は生徒に言っているような努力ができているのか。
本当に子供たち以上に成長し、学ぼうとしているのか。
生徒達に指導する私が誰よりも学び、誰よりも努力し、誰よりもひたむきに継続していく必要がある。
そう思っています。
他の巻の名言も今後少しずつ紹介していきます。
乞うご期待!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメントを残す