みなさんこんにちは!
高知県梼原町にある「こだま進学塾」が運営する「こだま学び舎プロジェクト」(KMP)です。
塾長兼KMP管理人のPoeruです^^
たくさん勉強しているのにいつも点数が上手く取れない・・・・。
1問を解くのに時間がかかりすぎて全部の教科と範囲を対策しきれない・・・・。
集中力が続かず、スマホやゲーム、漫画などを見てしまい勉強できない・・・・。
などなど、みなさん経験があるのではないでしょうか。
今回は私の経験と、これまで多くの学生を指導してきた経験を踏まえて、テスト勉強における点数UPのための3つのポイントについて解説したいと思います。
うまく点数が取れないと毎回悩んでいる人は是非チェックしてくださいね!
目次
テストで点を取るための3つのポイント!
テスト期間は部活が休みになったり、テストに向けて勉強一色になったりと、なんだかいつもと様子が変わってしまいますよね。
前提として言っておきますが、一番大切なのは日々の地道な勉強です。
これが一番大切なのですが・・・。
私含めて、それが簡単にできれば世話無いよ!って感じですよね^^
だからせめてテスト期間の1週間くらいは勉強をやるぞ!という気持ちを持ってくださいね。
これが前提条件です。
どんな効率的な方法も、「やらない!」と言われてしまえば意味がありませんからね。
さて、テストで点を取るための3つのポイントの紹介です。
キーワードは「分別」・「理解」・「練習」です。
分かる問題と分からない問題を素早く分別せよ!
答えを見て理解できるかどうかをチェックせよ!
テストは時間制限あり!素早く解くための練習をせよ!
それぞれについて詳しく解説していきます!
1、【分別】分かる問題と分からない問題を素早く分別せよ!
テストは基本的に範囲が与えられています。
理論上、テスト範囲内の教科書やワークの問題を100%出来るようになっていれば、高得点が期待できます。
経験上ミスが無ければ90点以上が狙えます。
つまり、「テスト範囲内の問題をどれだけ多く解ける状態にできるか」というのがテーマとなります。
テスト勉強として、例えば教科書の問題を解くとします。
ワークの問題を解いてみるとします。
分からない問題があったらあなたはどうしていますか?
1、じっくりと考えてできるまで挑戦してみる
2、すぐに諦めてしまう
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ちなみに今回の正解は2の「すぐに諦めてしまう」です。
ここで大切なのは時間です。
時間には限りがあります。
テスト期間は1週間しかありません。
諦めるというと一見聞こえが悪いですが、出来ない問題に時間をかけすぎるほうが問題です。
平日4時間、休日10時間テスト期間中に勉強していたのにも関わらず、平均点が30点以下というケースもありました。
様子を見ていると、勉強していて分からない問題にぶつかったら、それを30分も1時間も考え続けてしまうんです。
仮にテスト範囲の中に教科書とワーク合わせて50問の問題があったとしましょう。
限られた時間しかないのに、理解できない問題に1時間かけてしまえば、平日4時間で4問、5日間で20問、休日2日合わせて20問で40問しか解けません。
しかもそれは1教科の話なわけで、実際には技能科目を合わせると7~8教科勉強しないといけないわけです。
とてもじゃないけど時間が足りませんよね。
大切なのは時間です。
うまく時間を使わないと点数は絶対に伸びません。
私は塾生に、「30秒考えて分からない問題は飛ばしなさい」と話します。
何よりも必要なのは、まず自分がどこまで理解できているかを知ること。
そのために大切なのが「出来る問題」と「出来ない問題」の分別なのです。
30秒考えて出てこないということは、少なくともテストの時通用するレベルには達していません。
そして多くの場合、自分の頭の中にその情報はあいまいな状態でしかインプットされていません。
だから一旦「出来ない」ものとして分別しておくのです。
真面目な人ほど、1の「じっくり考えてできるまでやってみる」を実行してしまいます。
それはテスト期間ではなく、普段の勉強の時に挑戦すれば良いのです。
時間をかければ解決策が出てくるというのは間違いです。
推測・予測・分析力などが備わっている人であれば時間をかければ導けるかもしれませんが、それが育っていない状態で考え続けても永久に答えは出ません。
例えば三角形の面積の公式に触れたことも聞いた事も無い人が、何もない状態から三角形の面積を求めようとすれば、それこそ数千年前の生涯かけて三角形の公式を作ってくれた学者・研究者レベルの研究をせねばなりません。
「かけるのはどっかの辺と高さだったな」、「÷2はつけるのかつけないのか」など、解けるときはかなりヒントが頭に残っている状態から導きますよね。
出来ない問題を素早く出来ないと見切りをつけること。
これがテスト期間においては非常に重要になることを覚えておきましょう。
30秒考えても分からない問題は「出来ない問題」に分別しましょう!
2、【理解】答えを見て理解できるかどうかをチェックせよ!
さて、分別した「出来ない問題」はどうすれば出来るようになるのでしょうか。
今度は「出来ない問題」を分類する必要があります。
まず、答えを見ます。または、友人や先生に答えを聞きます。
答えを見たらすぐに出来る問題は、例えば公式を覚えさえすれば出来るような問題です。
もしくは解き方を単に忘れていた。
その場合は覚えればいいだけなので、3つ目のポイントの【練習】に移りましょう。
答えを見ても理解が出来ない問題。
これは必ず学校の先生や塾の先生に聞く、または友人同士で理解しようと努めましょう。
しかしそれでも理解しがたい問題も出てきます。
その際は「捨てる」か「丸覚え」します。
捨てるのも立派な考えです。
時間は限られているので、その問題に固執して他の問題の練習がおろそかになるくらいなら捨てたほうがいいケースもあります。
その1問が必ず出るとも限らないので、捨てる勇気も時に必要です。
その代わり100点満点が95点満点スタートになってしまうような感じなので、出来る問題でミスがないようにしっかりと練習することが大切です。
丸覚えは高校以降の教科においては特に重要なスキルです。
理解するとかしないとかではなく、覚えるしかない問題や情報というのはいくらでもあります。
公式なんかもそうですよね。
もう覚えるしかないんです。
そこは諦めて繰り返し練習しましょう。
人は20分で半分くらい忘れてしまう生き物なので、適度に時間を空けて反復することが大切です。
最近「脱暗記」で全体の流れを把握したり、本質の理解を進めて行こうという流れがあるようです。
昔とは違いコンピュータが発達した今、単なる暗記ではあまり意味が無いことに国もようやく気づいたようです。
が、まだまだ当面暗記は絶対必須なので、攻略法を押さえて立ち向かいましょう 笑
3、【練習】テストは時間制限あり!素早く解くための練習をせよ!
30秒で理解できるかどうかを基準に出来る問題と出来ない問題を分別。
出来ない問題は答えを見て、すぐに理解できるか、できないかを分類分けする。
そして出来ない問題は塾の先生や学校の先生、友達などに聞く。
それでも理解できない問題は「捨てる」か「丸覚え」するという流れでお話してきました。
しかし、それをうまく出来ても、「練習」をおろそかにしては点数が取れません。
点数を大きく失う原因として考えられるひとつがテストを解く時に「時間が足りない」こと。
時間が足りず解けない場合、出来るか出来ないか関係なく点数を失います。
これは痛い。
理解した段階から、時間内に解けるようになるための練習をしなくてはいけません。
これをしっかり覚えておきましょう。
テストには時間制限があります。
どんな順番で来るかは読めません。
どこが出るかもなんとなくしか読めません。
本番は焦ったり慌てたりします。
記憶が混同して思い出すのに時間がかかったりします。
問題を読んだり、書き込んだりする時間も必要です。
途中で間違えに気づいて書き直したり、ミスがないかチェックする時間も必要です。
だから練習がいります。
早く解くための練習が、ランダムに出された時に対応できるための練習が、テストのように問題しか提示されていない状態での練習が必要です。
まとめ
・大切なのは「分別」「理解」「練習」
・30秒だけ考えて出来る問題と出来ない問題を分別
・出来ない問題は答えを見て「理解できる問題」「説明されたら理解できる問題」「それでも分からない問題」に分類する。
・「それでも分からない問題」に分類した問題は「捨てる」か「丸覚え」
・時間内、ランダム、問題のみの状況に対応できるよう練習することが大切
テストだけではなく、問題解決の基本も同じです。
自分の力と問題や課題を比較して、分別し、助けを借りたり、レベルアップして実力にし、実践していく。
多くの場合直面するのは本人ですが、解決する方法は様々です。
自分で解決できない時は人の助けを借りることも大切。
その場で立ち向かわずに後回しにしたり避けておくことも大切です。
是非、ご紹介したテストで点を取るための3つのポイントを参考に、高得点目指して頑張ってくださいね^^
最後まで読んで頂いてありがとうございました!