みなさんこんにちは!
こだま学び舎プロジェクト(KMP)の管理人Poeruです^^
学校教育において、暗記というのは非常に重要な要素になっています。
公式もそうですし、社会や理科などは特に色んなものを覚えなくてはいけませんよね。
しかし、暗記が苦手と言う人はかなり多い様子。
私の塾にも苦手な生徒はたくさんいます。
学校教育においては、暗記が得意ならば、ほとんどの教科で高得点が取れます。
今回はそんな暗記が苦手な人に向けた、暗記系の攻略方法をお伝えしていこうと思います。
人間は忘れる生き物!
上の図は教育業界では有名な、エビングハウスの忘却曲線です。
衝撃的なのが、20分後に42%も忘れてしまっているという事実。
そりゃ小中学校の授業なんて40分~50分なので、その授業中に忘れちゃうのも自然なことな訳です。
つまり、この事実を知らずに、どうして覚えてないんだ!と怒るのは見当違いということです。
そして、ほとんどの人は、テスト対策以外で復習を行いませんから、8割くらい忘れたまんま。
定期テストで80点くらい取れる人でも、実力テストでは30点や40点なんていうのはざらにある話です。
ではどうすれば記憶を定着させることができるのでしょうか。
重要なのが、適度なタイミングで複数回復習を繰り返すことです。
詳しく解説していきます。
適切な復習を繰り返せば記憶は定着する!
上記の図はエビングハウスの忘却曲線と復習の関係を示したものです。
約8割忘れてしまっている2日後に復習すれば、1週間たっても半分は覚えています。
そしてまた復習すれば、こんどは1ヶ月も経っているのに7割覚えています。
そしてまた復習すれば、今度はほぼほぼ忘れることはなくなり、記憶は定着していきます。
暗記系の最大の攻略法はタイミングよく復習を繰り返すことです。
つまり、覚えようと思って1回にすごく時間をかけるのではなくて、ぱっと覚えてタイミングを見計らってまた覚えなおすということが重要になります。
重要なのはタイミングと回転数というわけです。
このタイミングや復習の回数は個人差があるので、色々試して感覚を掴んでいく必要があります。
忘れてはいけないのが、記憶力が悪いわけではなく、人間は忘れるもので、定期的に復習しないと記憶は定着しないということ。
しっかりと意識しておきましょう。(もちろん中には恐ろしい記憶力の人もいます。)
私の塾では、指導する時に、一つの問題に時間をかけすぎないことを意識させています。
暗記系も、覚えられないから時間をかけて覚えようとするのは間違いな訳です。
そのため、覚えられなくても構わないので、少しでも覚えようとして、後日時間を置いて覚えなおせば前よりは覚えられます。
しかし、この方法の場合は直前対策や一夜漬けなどのギリギリのシチュエーションには向いていません。
コツコツ実力をつけていく時にこそ真価を発揮しますので、普段からコツコツ勉強する習慣をつけていきましょうね。
まとめ
- 人間は忘れてしまう生き物
- 20分後には約半分忘れる
- 定期的に復習をすることで、時間がたっても忘れにくくなる
- 忘れることを前提で覚えて、複数回やることを意識しよう
また、一回ごとの記憶の際、覚えやすい形と言うものがあります。
次回は、定着しやすい記憶方法についてご紹介します!