みなさんこんにちは!
こだま学び舎プロジェクト(KMP)の管理人Poeruです。
夏休みに入って嬉しいけど、もれなくついてくる夏休みの宿題にうんざりという人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな夏休みの宿題を先にやるべきか、後にやるべきかということをテーマにお話していこうと思います!
性格によってどちらがいいかは変わる
ざっくり言うと、性格によって夏休みの宿題を先にやるほうがいいか、後にやるほうがいいかは変わってきます。
ちなみに理想を言うと、
夏休み前半までに宿題を終わらせて、自分が理解できなかったところを後半で克服して実力アップを図るのが一番です。
塾や保護者がしっかりと寄り添ってあげないとなかなかそういう訳にもいかないので、今回は性格によってどちらがいいかという話だけをします。
まず自分がどんなタイプの性格をしているのか、お子さんがどんなタイプの性格をしているのか見極めることから始めましょう。
勉強においては、コツコツ型と一点集中型に大きく分類できます。
コツコツ型は宿題とかもしっかりこなして、日々の自主学習などでも真面目にやるタイプ。
物凄く計算力が早いとか、とても記憶力が良いというタイプではないけれど、地道な努力ができるタイプです。
一点集中型は、いざというときの集中力はあるが、普段コツコツやるのは少し苦手なタイプ。
集中すれば計算力や記憶力は高い代わりに、反復が長期記憶などが苦手なタイプです。
夏休みの宿題だけではなく、どちらのタイプかによって、私の授業ではやり方を変えています。
さらに、成績の取り方や普段の勉強などで求める内容にも違いが出てくるし、勉強法にも向き不向きがあるため、把握しておくと対策を立てやすいと思います。
さて、本題の夏休みの宿題についてです。
コツコツ型の人は先にやるべきで、一点集中型の人は実は後にやるべきです。
詳しく説明していきたいと思います。
コツコツ型は先にやるべし!
コツコツ型の人は先にやる方がよいでしょう。
勉強においてコツコツ型は、一気にやることが得意ではありません。
そのため、夏休み終了間際にぐわー!!とやるような方法はあまり向いていないのです。
コツコツ型の最大の魅力は、当然コツコツ出来ること。
夏休みの宿題の理想的な使い方は、前半までに全て終わらせて、出来ていないところを後半戦でケアしたり、さらにレベルアップした問題に挑んでいくことです。
コツコツ型は少しスピード感を意識して夏休みの宿題を早く終わらせることを意識しましょう。
そして終わったらしっかりとミスしたところを覚えなおしたり、解きなおしたりして実力をつけていきましょう。
地道な努力の継続は、自分の能力を育てていくことに繋がり、効率的なやり方や、工夫がある勉強方法などを身につければ大化けする可能性を秘めています。
というより、成功するためには努力の継続が絶対的に必要なので、コツコツ型は勉強のやり方に対して工夫をしたり、効率を上げていけるよう意識していきましょう。
一点集中型は後にやるべし!
一点集中型の人はどちらかというと後にやった方がいいでしょう。
これはあくまでも、夏休み中に夏休みの宿題しか勉強をしない場合に限ります。
理想はさきほどからお話ししているように、前半で終わらせて、後半戦で実力アップの対策をする必要があります。
一点集中型の人は、終盤で時間が少なくなった方が集中力を発揮できます。
しかも、その密度が高くてもやりきることができます。
しかし、長期記憶やコツコツやるのが向いていないため、夏明けの実力テストなどの対策を兼ねると、出来る限り学校の始まりに近い方が良いというわけです。
もし先にやってしまっていたら、丸々1か月程度完全に実践から離れてしまうことになります。
そうなるとなかなか思い出すのも難しくなり、2学期の出だしで躓きかねません。
おすすめは夏休みの終わる10日から2週間前くらいから手を付け始めることです。
3日前とかの場合は、どうしても間に合わないため、答えを写したりしてしまいます。
実力アップには何の役にたたない方法を取ってしまうと、ただの作業になります。
そうならないためにも、10日くらい前から集中して夏休みの宿題に挑みましょう。
ちなみに、自由研究や図画工作などの課題は早めにやっておいたり、作文などはイベントや旅行の直後に書いたりして、適宜終わらせていきましょう。
集中力がある人ほど先にやってしまいがちの夏休みの宿題。
明日から学校というタイミングでやることは論外として、すこし宿題をやる時期を工夫することは2学期のスタートダッシュにも効果的なので試してみてほしいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!