失敗や過ちは誰にでもある。
でも、その失敗や過ちから何も学ぼうとせず、何も改善しようとしないまま、同じミスを繰り返しつづけてしまう。
これこそが真の愚か者なのだ。
みなさんこんにちは!
こだま学び舎プロジェクト(KMP)の管理人Poeruです^^
今回は私が運営するこだま進学塾で良く生徒に話す「失敗・過ち」についてのお話をご紹介します。
学校の勉強のことだけでなく、社会人になってもこのことは非常に重要です。
是非参考にして、レベルアップし続けられるように頑張りましょう!
失敗や間違いはどんどんしよう!
生徒の考え方で多いのは、目先の間違いを怖がることです。
人前で失敗をすることを極端に怖がっているような印象を受けます。
これは「間違いはいけないこと」だというような風潮の教育がなされているように思います。
失敗は成長をしたり、学びを得るために超重要なんです。
目先のミスを恐れ、取るべきテストの点が取れない。
それが最大のミスです。
目先の失敗は恐れずに、テストなどの達成すべき課題に挑む時に失敗しないように努力する。
そういう姿勢が必要になってきます。
失敗したら理由を考える癖をつけよう
失敗したら後回しにせず、その時にすぐ調べたり、理由を考えたりする癖をつけましょう。
失敗することそのものが怖いから挑戦しようとしない。
その上やって失敗したらその失敗についてもう考えないようにする。
これではきっとまた失敗してしまうでしょう。
冒頭でもご紹介しましたが、次の話を肝に銘じておきましょう。
失敗や過ちは誰にでもある。
でも、その失敗や過ちから何も学ぼうとせず、何も改善しようとしないまま、同じミスを繰り返しつづけてしまう。
これこそが真の愚か者なのだ。
失敗や過ちは誰にでもあります。
むしろ失敗や過ちを犯すことでしか見えてこないものの方が多いくらいです。
失敗や過ちは必要です。
しかし、そこから何かの学びや、改善ポイント、成長できる要素を見つけ出さなければ、ただ失敗したと言う事実しか残りません。
多くの人が失敗をそのままにし、ただの恥ずかしい経験に変えていっています。
「失敗をそのままにしておくことこそ一番愚かなこと」
肝に銘じておきましょう。
失敗は起こるべくして起こる
中学校の数学や英語などはその失敗を放置してきたツケを払わされることになる教科です。
例えば中1で習う数学のマイナスの分配法則。
ー(x+5)
上記の文字式を展開すると、”ーx-5”になります。
展開の分野や、連立方程式、二次関数、高校の数学に至るまで、ずっと出て来ます。
しかし、多くの人は、「あープラスとマイナス間違えた!うっかりしたわー」と深刻に捉えることなく、うっかりミスとみなします。
私からするとこのミスは起こるべくして起こったミスで、出題者からすると間違えさせる気満々の問題です。
マイナスの意識をもっていさえすれば、むしろここは注意するべき最重要ポイントであり、その意識で解けばうっかりは極端に減ります。
失敗は起こるべくして起こります。
自分はおっちょこちょいだから。
といってミスをそのままにするのか、
自分はおっちょこちょいだから。
といって気をつけるための工夫や練習をするのか。
この違いは驚くほど大きい違いです。
全てのミスには理由があります。
学ぼうとすればいくらでも失敗から学べ、成功に繋げられると言うことをしっかり覚えておきましょう。
スポーツはまさに失敗しながら学んでいく良い例
こうやって打つんだよ。こうやって動くんだよ。
そういうお手本がたくさんあるスポーツの世界。
だからと言ってすぐにその通りにできるようにはなりません。
出来るようになるためには、出来ない時期があり、失敗したり色々試行錯誤していく必要があります。
例えばバスケをやりはじめると、ドリブル練習から初めて、走り込みをしたり、筋トレしたりしますよね。
勉強も足し算や引き算から始まり、練習を繰り返して色んなルールを覚えていきます。
小学2年生の時、九九を覚える時にはあれだけ反復練習をした経験がありますよね。
でも中学校で新しく覚えたルールは反復練習を怠っているケースに心当たりはありませんか?
新しく覚えたものはすぐにできるようにならなくて当然です。
だからこそ、初心に戻ってしっかり反復をする努力を怠らないようにしましょう。
残念ながら天才以外は、学んだことは忘れていきます。
唯一の解決方法が適切な反復です。
ここはもやは割り切ってください。
忘れにくい方法もありますので、そちらも後に記事にしていこうと思います。
失敗というのは学びにおいて必要不可欠です。
ご家庭での勉強でも、宿題などでその場でミスをすることを怒ってはいけません。
そうすると失敗をすることに抵抗が生まれ、すぐに答えを見ようとしたり、正解を問おうとしてしまいます。
スポーツの場合は正解を聞いても、見ても、それを実現するために自分が体を動かすしかありません。
しかし勉強の場合は答えを教えてしまえばそれで出来てしまう。
だからこそ、安易に答えを求める環境を作るのではなく、のびのび失敗し、その失敗から学べる環境を作ることが必要なのです。
私の塾でもこの方針を忘れることなく、失敗から多くの学びを得ることができる生徒を育てていけたらと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!