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    Categories: 子育て・勉強法

さあ勉強を始めよう!って何からすればいい?

皆さんこんにちは!

こだま学び舎プロジェクト(KMP)の管理人Poeruです!

 

いよいよ期末テストが終わり、夏を前に、今年は勉強やってやるぞ!と意気込んでいる人もいるのではないでしょうか。

さあ何から始めようか!!・・・・・。

思いつきませんよね 笑

 

今回は勉強を始める時、何から手をつければいいのかという点についてお話したいと思います。

勉強の始め方

さあ勉強を始めよう!そう思い立った時にまずやっておくべきことを順番に並べてみました。

1、目標を定めよう

2、何が出来ていないか見極めよう

3、必要な教材を整理しよう

実はこの流れは会社で仕事をする時、勉強以外の新しいことを立ち上げる時にも同様です。

部活動や他の習い事などを行う時にも効果的なので、しっかりと身につけましょう。

早速それぞれのやるべきことについて説明していきたいと思います。

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目標を定めよう!

目標設定は、砂漠にいるときのコンパスのようなもの

方角が分からなければ、進むこともままならず、時間だけが過ぎていきます。

また、適切な目標を定められていない場合も同様です。

 

目標には、長期目標と中期目標、短期目標があり、今回取り上げるのは短期目標についてです。

目標の定め方についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

⇒テストで点を取るための目標の定め方をご紹介!

 

さて、多くの人が目標を立てるときは、中長期の目標だけを立てます。

しかし、短期目標を立てることが、目標達成のために最も重要な要素になります。

ここを明確にすることで、ぐっと立てた中長期目標を達成することが可能になります。

 

80点を取りたいと漠然と考えるのではなく

80点取るにはどうすればいいかを考えて短期目標にします。

例えば、80点取るためには、テスト範囲の8割の問題を理解しないといけないので、

「1日10問を確実に解けるようにする」というような具体的な目標を立てます。

 

短期目標は1日毎にすべきことを目標にすることをおすすめします。

このときに、「1日1時間」などの時間を目安にすることはおすすめできません。

時間を目標にした場合、質は問わなくなってしまいます。

ぼーっとしてても1時間、一生懸命やっても1時間なわけです。

そのため、具体的な問題数や、覚えるべき単語の数などを目安にし、早く終わることを良しとしましょう。

 

具体的に動くための行動を短期目標に設定することで、目標達成がとても現実的なものへと変わります。

その短期目標が、1日1日の成功体験が、大きな目標や夢へと繋がっていくのです。

「ちりも積もれば山となる」

名言です。

 

何が出来ていないか見極めよう

勉強するときに、テスト範囲の一番最初のページから順番に理解しようとしていませんか?

ではもし初めの方がとても難しくて、後の方は簡単に理解できるものだったとしたらどうなるでしょうか。

取れたはずの点数が取れないという事態に陥ります。

しかし、テストは点数でしか評価されません。

となると、一度見てさえすれば思い出したり理解できた内容も、理解できていない、出来ないとみなされてしまうのです。

 

勉強は戦略が命です。

点を取るためには作戦が必要です。

単元の切れ目がうまく定期テストの切れ目になればいいですが、なかなかうまくいきません。

単元の応用問題のところだけが次のテスト範囲に入ったりする場合もあります。

 

ここで重要になるのが、

現時点で何が出来て何が出来ないか見極める

ことです。

 

まず、一度テスト範囲全体の内容を見てみましょう。

例えば数学なら、各練習問題の一番最後の問題の解き方が分かるか考えてみます

もしくは、章末問題のようなまとめ問題を見て、解き方が分かるか考えてみます

そして、解けそうだなというところはひとまず置いておいて、解けないなと感じた問題について教科書やノートを振り返って解いてみて下さい。

この流れで理解できない問題は、友人や先生に聞いてみてください。

自力では時間がかかりすぎる恐れがあります。

そして、聞いても今一つしっくりこない問題はひとまず飛ばしてください。

 

点数を取りたいというのに、1問の難しい問題に固執して、全体の勉強がおろそかになることが一番まずい状態です。

そもそも30秒くらい考えて解き方が答えられないものは、覚えきれていないか、分からないかどちらかです。

テストの本番でも30秒以内に解き方がイメージできなかったり、答えが出てこない場合は諦めてください。

テストではテンポ良く解けるように練習していないと時間が足りなくなったり、余裕がなくなったりしてしまいます。

練習のときからじっくり解くということは辞めて、テンポよく解く練習をしましょう。

 

  • 最初からやらず、全体を見ること
  • 分からないものは段階を経て分類すること
  • 30秒考えて分からないものは覚えなおすこと

このことを意識して取り組んでいきましょう。

 

必要な教材・情報を整理しよう

テスト期間中は普段以上にやることが多く、時間の管理や使い方がシビアになります。

例えば定期テストの場合、いつも取り出せる場所に各教科の教科書やワーク、先生にもらったプリントなどを置いてください。

 

テスト範囲の書かれた紙がどこかに行ってしまったり、教科書などを探すのに時間がかかってしまう。

これほど無駄な時間はありません。

できればテスト期間になる前には、

各教科の資料を整理して、場所を把握しておく

ことが大切です。

 

テキストの整理は情報の整理の第一歩です。

テスト勉強においては、例えば

「現時点で解ける問題」

「少し努力が必要な問題」

「理解できない・かなり努力が必要な問題」

の3つに分類していきましょう。

 

さらに、その問題は

「暗記系」なのか「理解系」

の見極めや分類も重要です。

この分類や整理が早い人は効率よく点数を取ることができます。

 

まじめな人であればあるほど、すべての問題を理解しなければと思い、先ほどお話ししたように最初から順番に問題を解いていきます。

しかしこの分類が出来ている人はやれるところから解きます。

そして、理解できない問題やかなり努力が必要な問題が数問で、目標点が100点でなければ、それを対策しないという方法も取ることができます。

その分他の教科の勉強や、スピードアップのための練習に時間を使えます。

この問題の分類や整理は社会人として仕事をしていくうえでも重要です。

前項でお話しした30秒考えて分からないものは飛ばすというのも、分類するうえで非常に重要な考え方になるのでマスターしておきましょう。

 

次のステップはより高い目標へ

ステップアップとは文字通り階段を上ることです。

目標に近づいていくときに筋力がないうちは段差の小さな階段をじわじわ上っていくしかありません。

根気も必要ですが、確実に進んでいると自信を持つことも重要になってきます。

これが短期目標を立てる最大のメリットです。

小さな成功体験が、大きな成功体験へと繋がっていきます。

初めから大きな成功体験を求めようとリスクを取ったり、力がないのに飛び出せば挫折したり怪我をしてしまいます。

 

1日の小さな目標をまずはクリアしよう。

それを3日間まずは続けましょう。

そして、3日間ができたら1週間、1ヶ月、2ヶ月と伸ばしていきます。

3ヶ月続けられたらそれはもう習慣になっていきます。

少しずつ続ける短期目標をレベルアップして行くと、最終目標にいつの間にか近づいていきます。

設定した目標を更新し、少しだけ高い目標を設定して継続していきましょう。

 

まとめ

目標設定では具体的な1日の行動を短期目標として立て、少しずつ積み重ねていくこと。

見極めでは全体の流れを把握して分類すること。

整理では分類した情報を自分の次の行動の方向性の決定に落とし込み、効率化すること。

 

今回紹介した目標の立て方や見極め方、情報の整理などは慣れるまで時間がかかりますし、それが本当に適切なのか見極めることが難しいものです。

しかし、それを意識しているだけで、「間違いなく進んでいるな」という実感を持つことが出来ます。

漠然とではなく、確かに一歩を踏みしめること。

これが一番近道です。

 

もし、これらの手法や実際の目標の定め方などについてアドバイスが欲しい方がいたらお問い合わせから連絡してきてください。

出来る限りお答えして行こうと思います。

⇒お問い合わせはこちらから

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

Poeru :平成元年生まれ。現在高知県の田舎にあるこだま進学塾を運営中。塾長として地域の子供たちに勉強を教えている。趣味はギター(弾き語り)、バドミントン、漫画、ゲーム。こだま学び舎プロジェクト(KMP)の管理人。